稼働中に外部パラメーターを変更することについて

EA稼働中に外部パラメーターを変更しても、正常にそれが反映される仕様にしてください。

このようなご注文をされるお客様が時々いらっしゃいます。

 

「正常に反映されるかどうか」と問われれば、もちろん答えはYesです。詳細は、こちら をご参照ください。

 

しかし、「正常に反映されること」と「それがお客様の想定内であること」とはまったく別問題なのです。

 

たとえば、(逆)指値注文を出した後に、外部パラメーターで(逆)指値幅を変更しても、注文はすでに証券会社に届いてしまっているので、発注済みの(逆)指値幅については、注文変更をしない限りそのままです。

 

この場合、お客様の想定が、

 

①発注済の(逆)指値幅についてはそのままでよい

②発注済の(逆)指値幅についても変更してほしい

 

のいずれなのかによって、発生した結果はそのお客様の想定内にも想定外にもなってしまうわけです。

 

同様の問題は、ロット数、トラップ幅、トレーリングストップ、エントリー時間の制限、ナンピン数など、あらゆるロジックについてあてはまります。また、EAだけでなくインジケーターでも同様の問題が発生します。

 

これらすべてのロジックについて、お客様の想定を一つ一つ特定してそれをプログラムに反映させることはまず不可能です(とくに初心者の方は想像もできない想定をされるケースがございます)。

 

その結果、プログラム自体がいくら正常であっても、稼働中に外部パラメーターを変更すると、どうしてもお客様の想定外の事態になってしまう可能性があるわけです。

 

したがいまして、当方が作成したファイルを稼働中に、その外部パラメーターを変更した結果、お客様の想定外の事態が発生しても当方は一切責任を負いませんのであらかじめご了承ください。

 

とくにEAの外部パラメーターを変更されたいときは、

 

①まずEAをチャートから削除する。

②ポジションをすべて手動で決済し、取り消す。

③あらためてEAの外部パラメーターを設定し直して、そのEAを再びチャートにセットする。

 

というのがあくまでも基本的なやり方ですので、そのようにしてください。